犬服に使われるいろいろな素材の種類と特徴
犬服に使われるいろいろな素材の種類と特徴
犬服に使用される素材は多種多様あります。まずあげられるのがコットンです。コットンは自然素材であり、柔らかくて通気性が良いのが特徴となっています。柔らかいことから犬の肌にも優しく、さらに吸湿性が高いので汗を吸い取り、暑い時期にも着ることが可能です。ですが一方でしわになりやすく、伸縮性に乏しいので活発に動き回る犬に着せる場合は注意が必要となります。 ポリエステルは犬服の中でも軽量で丈夫な特長があります。シワにもなりにくいので取扱いが簡単であり、耐久性も高いので長持ちします。コットンとは異なり通気性が低いので暑い時期には不向きです。 ナイロンもまたポリエステルと同様で、軽量で強度があり、耐久性に優れています。ひっかき傷にも強いことから、アクティブに動き回る犬に向いており、速乾性も高いので、水にぬれてもすぐに乾いてしまいます。なお通気性が低いので、夏などは蒸れることがあります。 ウールとフリースは冬に向いており、保温性に優れています。吸湿性もあるので適度に湿気を逃し、快適に過ごすことができます。
単なるファッションアイテムだけでなく、犬服には様々な機能がある
犬服は、ペットを家族のようにかわいがるようになってから注目されるようになったアイテムの一つです。犬服はファッション性ばかり注目されがちですが、実は様々な機能を備えています。 犬服の機能としては、保湿性や防水性に優れていること、可視性が高い、保護や安定ができ、疾病管理ができることなどがあげられます。保湿性や防水性は特に寒い場所や冷たい場所、雨や雪の日の散歩に役立ち、犬の体温を保つことができるため、寒さからしっかりと守ってくれます。夏では日よけやUV保護にもなります。 可視性は暗い場所や夜間散歩する時に役立ち、反射素材を犬服に施してあるものは、犬の存在を周囲に知らせることができるので、安全性を向上させることができます。保護や安定、疾病管理は怪我や手術後の保護になり、不安感やストレスを抱えている犬に対しても有効です。アレルギー疾患がある場合はその部分を覆うデザインのものがあるので、的確に犬を保護することができます。